クヌギ、ミズナラの染色

フラボノイド系色素のクヌギ、ミズナラの樹皮の染色

タンニンが多く含まれ、生薬では局方のボクソクとして利用される。

抽出液は酸性になり、中和して染色した方が安定する。

色素の分子が大きいため、繊維の奥まで入りにくいので、先媒染より中媒染(染色ー媒染ー水洗ー染色)の方が適している。

アルミ明礬媒染で黄褐色〜ベージュ系、

鉄媒染で絹や羊毛、麻生平は茶系、綿は黄色色素が結合し難いため灰色〜黒系になる。

 

 


抽出液のpH