紫根の収穫と生根湯揉み出し抽出と染め

紫根を収穫する季節になりました。生根を使うと湯揉み出しで抽出、染めることができます。この写真は、先月まで開催していた映像による7コースの染色ワークショップの最後に開催したC7生紫根染ワークで染めた絹と羊毛の布です。9月20~22日に札幌で開催した2020国際天然の色展では、同じく映像ワークショップで染めた日本茜生根染の絹や麻布と並べて展示致しました。

布を先媒染して準備し、掘り出して抽出〜絹と羊毛布をノンストップで染めるのがポイントです。アースネットワークでは、農家さんに栽培をお願いし、毎年、絹、羊毛、麻、綿、和紙を染色をして、染色方法を研究、テキストを作成、ワークショップを行い、データを蓄積、染色方法を更新しています。

紫根と染色テキストを販売しております。

生根100g1,500円(送料別)写真右端の絹ストール(20g)は生紫根100gで染色しました。布や糸の4〜5倍量の生根を使うと、このような紫色に染めることができます。

購入希望の方は、ホームページ右上にある問い合わせフォームよりお申し込みください。生紫根は10月末まで収穫と発送をしています。

なお、紫根は根が乾燥していくと共に色素は難容性に変わり、アルコール抽出になります。