染色技法|記録

生紫根を収穫して、すぐに湯もみ出しで色素を抽出ー染色する

ムラサキは、乾燥した、水はけの良い畑で栽培する。 生紫根染には1年根を使う。 2年根の場合は、掘り出した直後でも、すでに1年目の色素層が不溶性になっているため、湯もみ出しでは、1年目の層の色素を抽出できない。 2年根の場…

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2017/10/14

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9月中旬、北海道、ムラサキの3年根、生紫根染ウール

ムラサキ 結実 紫根3年根 Shikon 生紫根染ウール dye wool with raw shikon 灰汁と明礬媒染 mordant with lye and alum  

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2017/9/15

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北海道医療大学連携講座「日本茜の生根で麻を中紅色に染める」

前日に薬草園の技術職員さんに掘り出して頂いたニホンアカネの3年根3kgを全て使い、 1人約90gの大判亜麻(リネン)ストールを200gの生根で染めた。 薬草園で育てているニホンアカネ 3年根が中心 掘り出した3kgの生根…

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2017/7/24

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紫根紙、蘇芳紙、黄檗紙、藍染紙 Colour of paper dyed with Murasaki-root, Sappanwood, Amur corktree, Sukumo-indigo

和紙染ワークショップ終了(4月川崎ー5月福岡ー6月札幌で開催) この色合い, 楮の手漉き和紙(全紙とその半分)、日本の楮、トロロアオイ、 媒染染料の紫根と蘇芳は椿葉灰汁を使用、 黄檗は抽出液そのまま、藍はすくも藍灰汁発酵…

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2017/6/26

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手漉き楮紙をすくも藍、紫根、蘇芳、黄檗、柿渋で染める

和紙と染料の相性がとても良い。藍はすくも藍灰汁発酵建て、媒染染料には椿灰汁を使用、 次の染料は日本茜、紙は梶紙と楮紙。6月中旬に北海道で材料、染料とともに展示の予定  

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2017/3/18

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4月の例会とワークショップ(神奈川、福岡)

紫根紙、蘇芳紙を作る:紫根の湯揉み出し、蘇芳の抽出〜染色液作り〜梶紙と楮紙を染める インドアイ乾燥葉を利用した染色と顔料作り        

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2017/2/24

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クヌギ、ミズナラの染色

フラボノイド系色素のクヌギ、ミズナラの樹皮の染色 タンニンが多く含まれ、生薬では局方のボクソクとして利用される。 抽出液は酸性になり、中和して染色した方が安定する。 色素の分子が大きいため、繊維の奥まで入りにくいので、先…

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2017/1/6

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クルミの果皮の染料つくり

夏にカシクルミの木から落ちた緑色の実の皮を染料にする工程 8月の未熟なクルミ(撮影:北海道美唄市) 落ちた実を土に埋める 2~3週間で茶色になるので、流水で洗って、中の種を外す 外した果皮を乾燥させ、染料にする 羊毛を鉄…

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2016/9/8

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ニホンアカネの生根

2004年より栽培しているニホンアカネ 乾燥すると赤系色素が半減するため、土を落として5〜6時間置いた後、乾燥させずに生根を刻み、 酸性抽出ー中和、アルミ明礬先媒染で絹、羊毛は茜色、麻や綿はピンク色に染まる。

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2016/8/20

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染色スタンダードと簡易洗濯堅牢度テスト

2016年度事業の染料と繊維別染色スタンダード作り 繊維の選択、染料植物の栽培・採取、糸の灰汁精錬、色素抽出、媒染それぞれ種類、工程の組み合わせを作り、染色ー日干しー簡易洗濯堅牢度テストを行い、資料を作成。 何通りかの組…

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2016/2/13

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